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:2007:01/09/00:42  ++  RADWIMPS

レンタルが始まったので借りてみました、RADWIMPS4~おかずのごはん~。
で、感想としては…わるくない、かな。
本当はもっと歯切れのいい事言いたいんですが、素直に言うとこうなります。
買わずにレンタルした心境そのままというか。

僕はこのバンド、結構期待してました。
深夜にカウントダウンTVなんとなく見てたときにかかった「有心論」が最初です。
で、曲構成の変わったバンドだなぁと気になって、RADWIMPS3を借りる。
それで4645みたいな勢いで押すメロコアあり、25コ目の染色体のようなバラードあり、
EDPみたいな変てこ構成な曲ありと、若いのに器用にこなすバンドだなぁと。
そして詩も彼女大好きオーラが出てるけど、まぁまだ若いしそれもアリだろうと。
これから大腸菌みたいな成長曲線描いてくるんじゃないかと淡くも期待していました。

で、このアルバムを聞くと正直微妙…。
決して質が悪いとは思わないし、ふたりごとなんかは進化を感じたんですが一抹の不安が。
このバンド、小さくまとまるんじゃないかと。

歌詞がやはり諸刃の剣ですね。
BUMPと同じで中毒性があるしコアな(特に若い)ファンがつきそうなのと同時に、
内輪向けというかポップに広がっていく力に欠けるんじゃないでしょうか。
というか、彼女離れしろよと(苦笑)
一つの窓から世界を見ても良いとは思うんですがそこから広がる世界まで狭く感じてしまいます。
個人的なラブソングであってもyou're beautifulみたいなスケール感が欲しい。

とりあえず次のアルバム名はRADWIMPS5以外で!



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:2007:01/06/17:55  ++  生活維新

っていうCMをいまやってますよね、民主党。

なんか言いたいことは分かるんだけどこう…もっさり感が(苦笑)
政党のCMってなんでああもスピード感にかけるんですかねぇ。

僕は政党がCMするのはアリだと思っています。
というか、非常に大切な仕事の一つなんじゃないかとすら思っています。
一応は政治のプロなんですからプレゼンが上手くないとまずいでしょう。

で、このCMのどこが良くないのか僕なりに考えてみたんですが、

①タイトル
たぶん、「民主党は経済界ではなく庶民の生活状況を大切にしています」+
「自民党は幕末のように崩壊寸前だ、政権交代して新しい時代をつくるぞ」
ってなことを言いたいんでしょうが、ミスマッチかと。
二兎を追うもの、というか焦点がどこに当たっているのか分かりづらい部分があります。

②役者さん
申し訳ないことにあの3人に「維新」に繋がるような新鮮味が感じられません。
3人ともベテランなのですから「生活」にフォーカスを置いた方が良いのかもしれませんね。

③演出
たぶん、小沢さんが後ろに飛ばされるシーンで失笑した人は結構多いんじゃないでしょうか。
もっさり感が出てしまう大きな原因の一つです。
「維新」とか言ってる割には泥にまみれたというか身体を張った印象がありません。
あの年齢でワイヤーアクションとかやるぐらいの気迫があったら惚れるのに笑)
その辺の完成はアペオスCMで磨いて頂きたいですね。

ともあれ、政党のCMもこれから進化するでしょう。
面白いものが出てくるのを期待しています。
いまのままでは…あの船沈むでしょうね(苦笑)

:2007:01/02/14:55  ++  かまいたち

みなさん明けましておめでとうございます。
バンコク行く方は爆弾テロに気をつけましょう。

今回は新年ということで百人一首です。
(本当に)意味も無くかまいたちバージョンで。

かまいたち ながながしおの しだりおの
ながながしよを ひとりかまいたち
(かまいたちの長い尾よりも、いっそう長いこの秋の夜を恋しい人と離れて、寂しく一人かまいたちするのだろうか。)

かまいたち わたせるはしに おくしもの
しろきをみれば よぞかまいたち
(冬の夜空に横たわる天の川。その天の川にかまいたちが橋をかけたように、ここ、地上の橋(宮中の階段)にも白く霜が降りたのをみると、かまいたちをやりたくなるのだ)

かまいたち しのぶもぢずり たれゆゑに
みだれそめにし われかまいたち
(かまいたち国の信夫の里のもじずりの模様のように、誰のために乱れた私はかまいたちなのだ。)

どうでもいいですね。
では、また。




:2006:12/31/15:34  ++  デミアン

今年最後の記事はデミアンについて

この小説、出だしが良いですよね。
まず最初に作品全体に流れるモチーフを提示し、そのモチーフが形を変えつつ
繰り返し現れて語りかけてくる。日本では北杜夫の幽霊あたりがそれに近いでしょうか。

いってみればサビから始まる音楽とおんなじ訳ですが、そもそもこういった形式というのは非常に普遍的です。
例えば、手塚治虫のキャラクターってこいつ他にもいたじゃん!ってのがいくつもいますよね。
ヒゲオヤジとか本間先生とか。おなじキャラクターが時と場所を変え物語が始まる訳ですが、
その人が大切にしているモチーフってそんなに沢山あるわけではないと思うのです。

人間の使命とは自分自身の元へと戻ることだ、というのがこの小説のモチーフですが、
このモチーフとその変形の具合には第一次世界大戦の影響が色濃く反映されています。

敗戦によって自分を支える社会的な基盤に信頼が置けなくなった時、
帰る場所が何処にあるかといえば自分しかなかったんでしょうか。

ただ、それが「超人」とか言い出すニーチェのいるドイツだったので、
日本的な情緒的なものとは対照的な思想的なものになっています。

また、当時の影響としては隆盛しつつあった精神分析の影響(特に夢判断)も見逃せませんね。
これについてはまた書く機会もあると思いますが、今日はこんなところで。

それではみなさま良いお年を。






:2006:12/29/20:50  ++  ミスチルの「だけど」

今回はミスチルについて。

ミスチルの歌詞には「だけど」って良く出てきますよね。
あるいは「それでも」とか「けど」とか。

「…甘えや嫉妬やズルさを抱えながら誰もが生きてる それでも人が好きだよ…」-[es]
「…誰かを思いやりゃあだになり自分の胸につきささる だけど あるがままの心で…」-名もなき詩
終わりなき旅に至っては「けど」、「でも」、「けど」、「けど」、「でも」、「でも」とオンパレードです(笑)

で、何を言いたいかというとこれがミスチルの人気の(一つの)理由じゃないか、ということです。

ミスチルは経歴約15年のベテランバンドなのでファン層が多様なのですが、
深海時期についた今20代中盤の男性層が中核の一つです。

そういった人達にとって、辛い現状を一言でポンとプラスに引き上げてくれるこの言葉は、
雲の切れ目から差し込む陽の光のように思えるのではないかと。

セールス上限の高さはポップなメロディラインによるものが大きいと思いますが、
セールス下限の高さはこうした歌詞がコアなファン層を掴んでいるからではないでしょうか。